難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「お・・・・・・ガチだ・・・・・・」

それはどういう反応で?

「これって苑組維ってバレないほうが良いやつだよね?」

「・・・・・・うん」

私はピアス見えなかったら結局普通の女の子にしか見えないよね。

え・・・・・・?

私はいきなり頬に少しあたたかい水がつたった。

それを人差し指で拭うとそれが雨でもなく目からだということを知った。

「え?ちょ・・・・・・え・・・・・・?」

そんな私を見て、七条は驚いた。

なん、で・・・・・・?

「おかあ、さん・・・・・・」

無意識に、本当に無意識に口から出た言葉はこうだった。

自分の声が聞こえた途端、脳内に笑顔のお母さんが映された。

中一のときに私を裏街に連れて行ってVertexのメンバーボコボコにして驚きながら笑顔で褒めてくれたお母さん。

中間テストで一位を取って笑顔で褒めてくれたお母さん。

色んな笑顔のお母さんがどんどんどんどん流れ出てくる。

それに合わせて目から涙が出てくる。

頑張っても止まらない涙をやっぱり頑張って止めようとしていると体がふわっと浮いた。

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