難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「凜!どいて!」

「ちっ・・・・・・」

それで一瞬バランスを崩して一歩右に行った凜。

そして可愛い子は私の両手を掴んだ。

「可愛すぎるっ!影月可愛い!」

え、いやあなたの方が可愛い・・・・・・。

「だれ、ですか」

私がそう言うと、可愛い子は得意げな顔になって右手を腰に、左手を胸元に当てた。

「俺、羽野源!高2!」

「みなと・・・・・・」

・・・・・・え、俺?

「男の、子・・・・・・」

「男の子!男の子!俺可愛いっしょ!」

ずっと笑顔だ・・・・・・。

「いい加減離れろ」

「うわ凜ひっどー!いつか影月に愛想つかれるよーだ!」

べー、と可愛い顔で下を出したえーっと源。

「ゆぃ・・・・・・影月、こいつ羽野でいい」

凜、一瞬維って言いかけたよね?

< 24 / 141 >

この作品をシェア

pagetop