難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「顔つきとか的に高校生ってことぐらいまではわかったし!」

「ハッカーのお前が?足で?」

七条が不思議そうに羽野に聞いた。

え、今だいぶヤバい単語出てきた気が・・・・・・気の所為?

「いやーほんとは一瞬なんだけど影月のこと、調べても調べても黒月、苑組舞(そのくみまい)が出てくるからと、あわよくば本人会えるかなーって!」

お母さんが?

少し疑問に思ったけれど、すぐに頭から消え去った。

「ねぇ、俺と付き合ってよ」

「・・・・・・却下」

明るい羽野の声をぼんやり聞いていると、右手首を掴まれ壁に背をつけた。

そして、いわゆる壁ドンをされた。

「えーそんなこと言わないでさぁ・・・・・・いでっ!」

羽野が呑気にそう言うと、凜に頭を殴られた。

あーなんで凜が怒るの?

とか思っていると奥にある階段から足音が聞こえた途端、うるさ・・・・・・明るく喋っていた羽野とその羽野を睨んでいた凜が硬直した。

「羽野、五月蠅い」

「はいっ・・・・・・」

っ・・・・・・!?

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