難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
私の目に映り込んだのは、威圧感が他とぜんぜん違う少し私達より大人な男の人。

「お前が影月か?」

「・・・・・・はい」

大丈夫。

あくまで平常心。

その男の人は私の目の前まで歩いてきた。

そして、硬直している私の耳に手をかけ、マスクを取った。

それに合わせて私は両手で口元を覆った。

・・・・・・!?

「・・・・・・手を離せ」

「無理です。マスク、返してください」

「・・・・・・ちっ」

私が思いっきり睨みつけると、男の人は私にマスクを返した。

私は壁に目を向け、下を向きながらマスクをした。

なんでFearにはこんなにマスクを外す人がいるわけ・・・・・・。

「宙海さん・・・・・・やめてくれ、やめてください・・・・・・」

「・・・・・・は?」

え、この人が宙海さん・・・・・・!?

って言葉は飲み込んでっと。
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