難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
そんな意味不明の感情を持ちながら、私は一日を過ごした。

*  *  *

次の日。

「「・・・・・・」」

朝、私は普通に家を出た。

普通に。

普通に家を出たのに・・・・・・。

「水無瀬から護衛を頼まれた・・・・・・」

なんで・・・・・・なんで・・・・・・。

なんで私の家の前に宙海さんがいるの・・・・・・!?

「え・・・・・・っと・・・・・・はい・・・・・・」

私はそうとだけ言い、歩き出した。

「「・・・・・・」」

羽野も七条も凜もいないこの状況で私は気まずくて仕方がなかった。

なんで宙海さん・・・・・・凜が無理でもせめて羽野か七条で良いじゃん・・・・・・。

そういえば・・・・・・。

「あの、宙海さん・・・・・・」

「・・・・・・なんだ」

宙海さんは少し不機嫌そうに言った。

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