御曹司はただの同期のはずだったのに
「理人……理人っ……」

「玲奈……ああ、俺達玄関でも、繋がってる」

理人が動く度に、涙がポロっと流れる。

「泣くな、玲奈」

理人が舌で、私の涙をペロペロと舐める。

「俺が選ぶのは、おまえだ。玲奈」

理人の想いが、そのまま流れ込んでくる。

強く、深く。

「いいな。俺の側から離れるなよ」

「理人っ……」

「愛しているんだ。玲奈」

理人の想いを感じるままに、唇が重なる」

「んんん……」

「玲奈、このまま……抑えられない」

その瞬間、理人の波が私の中で弾けた。

「ああ……理人……」

拒めないまま、私はそれを受け止めた。

涙も、想いも、全部混ざり合って。

終わらせるはずだった夜が――また、繋がってしまった。
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