御曹司はただの同期のはずだったのに
ぽつりと、でもはっきりとした声で言う。
「説得力、ありました」
その言葉に、少しだけ胸が温かくなる。
「ありがと」
素直に返すと、公太は嬉しそうに笑った。
その様子を、少し離れた場所から見ている視線に気づく。
理人だった。
何も言わず、ただこちらを見ている。
表情は変わらない。
いつもの、無機質な顔。
――なのに。
(……何その顔)
一瞬だけ、背筋がぞくりとした。
公太は気づいていないのか、そのまま話を続ける。
「次の案件、もしよかったら一緒にやらせてもらえませんか?」
「え?」
少しだけ戸惑う。
その時、隣の同僚が小さく囁いた。
「……東條、怖い……」
「ね、今の見た?」
「めっちゃ見てるじゃん」
ひそひそ声。
けれど、その内容ははっきり伝わる。
「説得力、ありました」
その言葉に、少しだけ胸が温かくなる。
「ありがと」
素直に返すと、公太は嬉しそうに笑った。
その様子を、少し離れた場所から見ている視線に気づく。
理人だった。
何も言わず、ただこちらを見ている。
表情は変わらない。
いつもの、無機質な顔。
――なのに。
(……何その顔)
一瞬だけ、背筋がぞくりとした。
公太は気づいていないのか、そのまま話を続ける。
「次の案件、もしよかったら一緒にやらせてもらえませんか?」
「え?」
少しだけ戸惑う。
その時、隣の同僚が小さく囁いた。
「……東條、怖い……」
「ね、今の見た?」
「めっちゃ見てるじゃん」
ひそひそ声。
けれど、その内容ははっきり伝わる。