Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~
第十一話 図星と本音
「――以上になります。ありがとうございました!」
上演時間は五十分ほどの、舞台の上での芝居が終わった。
まだ練習ではあるが、はじめて観客がいるということで、はじめの方は、皆の表情がいつもより強張っていたように思う。
途中で台詞が飛んで間があいてしまったり、動きが固くなってしまう部分もあったが……それぞれが今できる演技を精一杯にやりきった。
「うん。中々に面白い芝居だったよ」
舞台前の椅子に座って静かに観劇していた先生は、パチパチと拍手をしながら褒めてくれる。
そして、一人ずつに講評をしてくれた。