海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「じゃあ……お言葉に甘えて、ぜひ!」

「決まりだね! さあ、早いとこ選んじゃおっ」

 蜜希くんはニコニコしながら、焼きたてのクロワッサンを自分のトレーにひょいひょいと乗せていく。

 あんなに素早く手を動かしてるのに、一つも落とさないなんて、すごいなあ。

「蜜希くんって、器用なんだね」

「ありがとう! それ、美術部の先輩たちにも言われてたなあ……」

 ふと、蜜希くんが遠くを見つめるような目をした。

「美術部?」

「うん。実はボク、先月まで美術部に入ってたんだ」

「えっ、そうなの⁉」

 ぼくは思わず目を丸くした。

 けれど、昨日のことを思い出すと、納得がいった。

 なるほどね。どうりであんな本物そっくりの、ゲーム機のダミーが作れるわけだ。

 あれ? でも、たしか……、

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