海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「おっ……オレも知らないです、はい。たぶん。おそらく……」
 
 泳ぎまくる視線に、蚊の鳴くような声。

 ……それ、絶対に「やってます」って言ってるようなもんだよ、薫くん!

「とぼけても無駄だ」

 院瀬海くんが、冷え切った声で追い打ちをかけてくる。

「昨日の放課後、きみたちがここに忍び込んだのも、隠し部屋を見つけたのも、監視カメラで全部まるっとお見通しなんだよ!」

 ……終わった。ていうか、監視カメラで見られてたなんて――そんなの、最初からわかってたようなものじゃん。

「言っておくけど、俺たちは『なんでも解決部』として、真面目に部活に取り組んでただけだ」

 宙音くんが腕を組むなり、院瀬海くんに堂々と言い返した。

「はっきり言って、俺たちは天より真面目だぞ。お前みたいに仕事をサボって、没収した少女漫画をニヤニヤ読んだりしないしな」

「なっ……⁉」

 院瀬海くんが動揺して、金魚みたいに口をパクパクさせる。

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