海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「なあ、宙音……。食堂連れてって」

 突然、怜夜くんが宙音くんの背中にのしかかってきた。

「重っ! おい、怜夜……俺はおんぶしないぞ」

「今日だけお願い……。今朝は寝坊したし、まだ何も食べてないから限界で……」

「あっ! 食堂に行くならオレもいい?」

 いつもの明るさを取り戻した薫くんが、ずいっと二人に近寄ってきた。

「ボクも行く!」

 蜜希くんも元気よく手を挙げた。

「せっかく全員そろってるんだし、みんなで一緒に食べようよ!」

「そうだな。じゃあ、行くぞ!」

 宙音くんの言葉を合図に、ぼくたちは食堂に向かって走り出した。

 でも、いまだにぼくの頭の中には、さっきの宙音くんが言いかけた言葉が残っていた。

 院瀬海くんとのことを、『俺があいつの――』と言ったあと、何て答えようとしたんだろう……?

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