海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「これが毎朝、匿名で私の靴箱の中に入っているの」

 時雨先輩はうつむき、スカートの裾をぎゅっと握りしめた。

「心中お察しします。持っているだけでも気味が悪いですよね」

「ええ。本当はすぐに捨てたかったけれど、証拠として保管していたの。どうしても、犯人の正体が知りたくて……」

 先輩が、決心したように顔を上げる。

「だから、お願い。私に怪文書を送りつけてくる犯人をつかまえて。それから、『もう二度とこんなことはしないで』って、しっかり言い聞かせてほしいの」

「わかりました。では、中身を確認してもいいですか?」

「ええ、どうぞ」

 時雨先輩が静かにうなずいたあと。

 宙音くんは、テーブルの上の山のてっぺんにある封筒を手に取った。
 
 それからすぐに封を切り、中の便せんに書かれた文章を読み始める。

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