海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~

7件目 待ち伏せくらい、真面目にやりなよ!

 ――と、いうわけで。

 時雨先輩の靴箱に怪文書を入れてくる犯人をつかまえるため、ぼくたちなんでも解決部は、本校舎の生徒玄関へ向かった。

 まだ校舎に残っていた生徒がちらほら通る中、ぼくたちはこっそり物陰に隠れて、息をひそめる。

 誰にも気づかれないように、あの怪しい影が近づいてくるのをじっと待ってるんだけど――……、

「……あのー、時雨先輩。ぼくたちと一緒にいて大丈夫なんですか?」

 ぼくは隣の時雨先輩に小声で聞いた。

「え?」

「だって、毎日怪文書を送りつけてくる犯人の顔を、直接見ることになるかもしれないんですよ? 怖くないんですか?」

「大丈夫。覚悟はとっくに決めたから」

 時雨先輩はきっぱりと言い切った。

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