悪辣検事は初恋妻をこの手に捕らえて逃がさない。
何度も互いの唇を欲しがり、舌を絡ませて唾液を交換した。
「あ……っ」
一枚だけ残っていたショーツもついに引き抜かれ、一糸纏わぬ姿を晒される。
恥ずかしくて脚を閉じようとするが、太ももを撫でられて思わずピクリと反応する。
その隙にこじ開けられ、自分でさえ触れたことのない秘部に指先が沈んでゆく。
怖かったのは最初だけ、ゆっくりとかき乱されていくうちに思考は蕩けて何も考えられなくなる。
「や……っ、よりく……っ」
目の前の意識が真っ白になりかけたが、奥から指を引き抜かれた。
物足りなさと寂しさを覚えて薄く目を開けると、ビリッという何かを開封する音が聞こえてドキリとした。
反射的に目を逸らしたが、開封したソレを装着しているであろう姿が視界に入る。
「つかさ」
優しく名前を呼ばれ、おずおずと顔を向けると頬を撫でて緊張を解すように口付ける。
ぴったりと寄り添った素肌が温かくて安心する。
「好きだ」
何度言われても胸が熱くなる程の感動と幸福を覚える。
「好きだ、つかさ。愛してる」
「私も……」
誰も受け入れたことのないつかさには初めての感覚と痛みで苦しかったけれど、頼久は終始優しく気遣ってくれた。
ゆっくりゆっくり押し進め、奥に達した頃には緊張も解れて彼と一つになれた喜びでいっぱいになる。
「つかさ、好きだ。やっと手に入れた」
繋がったままぎゅうっと抱きしめられ、つかさも背中に手を回してしがみつく。
十数年もすれ違っていた想いも一つになった。
何度も甘い愛を囁かれ奥を突かれ、身も心もとろとろに蕩けさせられる。
つかさはいつの間にか快感の果てに達し、彼の腕に抱かれながらまどろむ意識の中で幸せに浸っていた。