『顔も見たくない』と振られた御曹司に十年越しで執着されていました
「同級会ね。年に一度は開催されてるらしいんだけど、私は忙しすぎてここ何年かは出ていなかったの。航生君、次は一緒に出席しようか」
そう言うと航生は笑みを浮かべてうなずいた。
「俺たちが結婚したって知ったら、みんな驚きそうだな」
「そうだけど、まず、航生君の変わりっぷりに腰を抜かすと思う……と、その前に、麻由にいろいろ報告しなきゃ」
彼女には会社を辞める報告はしたものの、結婚云々の話はしていなかった。相当驚かれるだろうし、黙っていたのを怒られそうだ。
「麻由っていうと、紗月が仲良かった大塚だな。彼女は今何してるんだ?」
「アパレルで働いてるよ。近々連絡とってみる」
いつものように会話を楽しみながらする夕食。でも、今日からは共通の思い出話ができると思うと嬉しかった。
「さーて、これでいいかな。航生君、なにかデザート食べる? たしか、前に買ってきてくれたメロンが……」
食事を終え、片付けを済ませた紗月が冷蔵庫へ向かおうとした瞬間、背中が軽くのけぞった。
「わっ……航生君?」
後ろから航生に抱き寄せられ、体が一瞬硬直する。
「デザートはいい。今日は早く寝室に行きたい」
そう言うと航生は笑みを浮かべてうなずいた。
「俺たちが結婚したって知ったら、みんな驚きそうだな」
「そうだけど、まず、航生君の変わりっぷりに腰を抜かすと思う……と、その前に、麻由にいろいろ報告しなきゃ」
彼女には会社を辞める報告はしたものの、結婚云々の話はしていなかった。相当驚かれるだろうし、黙っていたのを怒られそうだ。
「麻由っていうと、紗月が仲良かった大塚だな。彼女は今何してるんだ?」
「アパレルで働いてるよ。近々連絡とってみる」
いつものように会話を楽しみながらする夕食。でも、今日からは共通の思い出話ができると思うと嬉しかった。
「さーて、これでいいかな。航生君、なにかデザート食べる? たしか、前に買ってきてくれたメロンが……」
食事を終え、片付けを済ませた紗月が冷蔵庫へ向かおうとした瞬間、背中が軽くのけぞった。
「わっ……航生君?」
後ろから航生に抱き寄せられ、体が一瞬硬直する。
「デザートはいい。今日は早く寝室に行きたい」