『顔も見たくない』と振られた御曹司に十年越しで執着されていました
前職で身についた慎重さから、金額の高い支払いは必ず過去のデータと照合するようになっていた紗月は、とある会社への〝月額コンサル費〟の実績をチェックしていた。
そこで偶然目に留まったのが、その会社には毎月〝業務フロー設計費〟も支払われているという事実だたった。
IT関連企業にいたのでわかる。普通、業務フローの設計費は初回のみ、多くて数回で済むはずなのに、約一年にわたって同じ金額が支払い続けられるのはおかしい。他にも半期に一度〝調査・分析費〟として多額が支払われていた。
これはどう考えても不自然だ。
しかし、自分が足を踏み入れていい領域だろうか――そう躊躇したものの、紗月は航生に相談した。
なぜなら、発生部門が〝役員用業務〟という名称だったからだ。
すると、航生にもう少し詳しく調べるように頼まれ、通常業務に並行し、できる範囲でデータを集めた。
この費用はすべて大須賀専務――理仁の秘書が申請処理をしているのはすぐにわかった。
航生も別方面から調査を進め、多額の費用を払っているこの企業は業務に業務実態はないと突き止めた。
そこで偶然目に留まったのが、その会社には毎月〝業務フロー設計費〟も支払われているという事実だたった。
IT関連企業にいたのでわかる。普通、業務フローの設計費は初回のみ、多くて数回で済むはずなのに、約一年にわたって同じ金額が支払い続けられるのはおかしい。他にも半期に一度〝調査・分析費〟として多額が支払われていた。
これはどう考えても不自然だ。
しかし、自分が足を踏み入れていい領域だろうか――そう躊躇したものの、紗月は航生に相談した。
なぜなら、発生部門が〝役員用業務〟という名称だったからだ。
すると、航生にもう少し詳しく調べるように頼まれ、通常業務に並行し、できる範囲でデータを集めた。
この費用はすべて大須賀専務――理仁の秘書が申請処理をしているのはすぐにわかった。
航生も別方面から調査を進め、多額の費用を払っているこの企業は業務に業務実態はないと突き止めた。