私を言葉で抱く年下作家の溺愛
「……ああ」

息が、乱れる。もう、隠せない。

「欲しいよ」

小さく、でもはっきりと言った。

「蓮が、欲しい」

その瞬間、彼の腕が、さらに強くなる。

まるで、確かめるみたいに。

この日の夜は、ずっと終わらない。

言葉が重なり。想いが重なり。ただ、求め合う。

止める理由なんて、どこにもなかった。
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