私を言葉で抱く年下作家の溺愛
「今まで、あんたの体、俺が見てないと思った?」

言葉が詰まる。

私は思わず、腕で体を隠した。

すると、その腕を、そっと外される。

「勝手に見ないで」

小さく抗議する。

でも、力は、入っていない。

「たくさん見てるよ」

彼は、静かに言った。

「全部、覚えてる」

少しだけ、距離を詰める。

その言い方に、息が、浅くなる。

「……何を」

かろうじて聞き返す。

すると彼は、少しだけ笑った。

「どこにほくろがあるのか」

視線が、ゆっくりと落ちる。

そのまま、お腹の脇にあるほくろにキスされた。

「ここも」

静かな声。今度は足の付け根にあるほくろにキスされた。

「ちゃんと覚えてる。全部」

さらに、低くなる声。
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