私を言葉で抱く年下作家の溺愛
「ずっと、ここにいろよ」

耳元で、低く囁かれる。逃げられない言葉。

でも、その中に、確かな優しさがある。

「……ああっ……」

思考が、ほどけていく。もう、何も考えられない。

ただ——この人だけ。

「……あんたを」

少しだけ、息を整えながら。

「こんなふうに抱くの」

間を置いて、言い切る。

「俺だけでいい」

——ドクン。その言葉が、深く刺さる。

抗えない。むしろ、望んでしまう。

意識が、揺れる。白く、ほどけていく。

すべてが、彼に重なっていく。

「梨沙っ……くっ……」

もう、言葉にならない。ただ、委ねるしかない。

そして——私の内側で彼の心が満たされていく。

「……はぁ……」
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