共依存の悪魔
<その日の夕方、実家の裏山>

ジルベラ
『どうだった?お母さんとの話し合いは。』

イステル
「私の…惨敗…。」

ジルベラ
『…思い知ったでしょ?共依存の呪いを解くのがいかに難しいかを。』

イステル
「うん…うかつに説得したら傷つけて、殻に閉じこもられそう…。」

ジルベラ
『そういうこと。本人が”変わりたい”と思わない限り、たとえ家族でも解けない。』

イステル
「私、いったいどうすれば…?」

ジルベラ
『そうね…私が心配なのは、実家じゃなくてあなた。』

イステル
「え…私?」

ジルベラ
『朝、私は言ったはずよ?引きずり込まれないように気をつけてって。』

イステル
「確かに聞いたけど、私はもう自活してるし、何か心配ごとでも…?」
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