共依存の悪魔
時計の針と、私の独り言が混じった音が、お客さんのいない店内に響いた。

イステル
「ねぇジルベラ…もう1度逢えないかな?お礼言わせてほしいよ。私、召喚魔法も使えるように訓練したんだよ?悪魔だって呼び出せるくらいに…!」

ポロ、ポロ、

イステル
「…そうだよね…共依存を解呪した今、あなたが私に用なんて…。」



カラン、カラン、


『遅くにごめんなさいね、お店、まだ開いてる?』



イステル
「い、いらっしゃ………!!」

お店の入口に立っていたのは、聖なる解呪魔法のイメージとかけ離れた姿の少女。


『……ふぅ…人間に化けるなんて久しぶり。』

……!


『最近、とっても雰囲気がよくて、コーヒーが美味しい喫茶店ができたって聞いて、どうしても来たかったの。噂通りの素敵なお店ね。』

…………!!
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