13日の日直当番
その後ろには気まずそうな表情をした翔太くんもいた。
「城崎さんを追いかけてきたらここに来たんだ。学校から徒歩だったから、時間がかかったよ」
翔太くんが私から視線をそらせて説明する。
私は無言で立ち上がり、眠っている玉井春香さんへ視線をうつした。
その間に城崎さんがベッドに近づいてきて玉井春香さんの顔を覗き込んだ。
「春香ちゃん、どうしてまだ目覚めてくれないの?」
城崎さんの手が玉井春香さんの頬を撫でる。
その指先が震えていることに気が付いた。
「ねぇ、お願い目を覚ましてよ、じゃなきゃちゃんと謝ることができないじゃん」
城崎さんの目から大粒の涙がこぼれて頬をつたっていくのを見た。
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