13日の日直当番
本人は機嫌が悪いようで、時折チッとした内したりブツブツとなにかを呟き続けている。
「たっく……俺の人生が……息子……」
断片的に聞こえてくる言葉に何げなく耳を傾ける。
ガコンッと飲み物が出てくる音がして男性がかがみ込んでコーヒーを取り出した。
「賢治のせいで、くそっ」
捨て台詞のように言って病院の出入口へ向かう。
私は咄嗟に立ち上がり、男性の肩を叩いていた。
男性が「あ?」と言いながら振り向く。
後姿しか見ていなくておじいさんだと思ったけれど、まだ50代くらいだということがわかった。
「なんだお前ら、小学生がなんのようだ?」
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