13日の日直当番
「僕がだいだいの感覚で、足踏みして床を叩くから、60回叩いたら目を開けることにしよう」
「わかった」
秒針が12を指したタイミングで私たちは同時に目を閉じた。
ハルカという少女、または女性について想像しながら安らかな眠りを祈る。
翔太くんがトントンと足で床を叩く音に集中する。
あと30秒。
あと20秒。
あと15秒。
あと5秒。
トントンと床を叩く音が消えて、私は目を開けた。
その明るさに何度か瞬きをして隣に立つ翔太くんを見た。
翔太くんはカレンダーを見て険しい表情をしている。
その横顔を見ただけでわかってしまった。
黙とうでは元の世界に戻ることはできなかったのだ。
「わかった」
秒針が12を指したタイミングで私たちは同時に目を閉じた。
ハルカという少女、または女性について想像しながら安らかな眠りを祈る。
翔太くんがトントンと足で床を叩く音に集中する。
あと30秒。
あと20秒。
あと15秒。
あと5秒。
トントンと床を叩く音が消えて、私は目を開けた。
その明るさに何度か瞬きをして隣に立つ翔太くんを見た。
翔太くんはカレンダーを見て険しい表情をしている。
その横顔を見ただけでわかってしまった。
黙とうでは元の世界に戻ることはできなかったのだ。