13日の日直当番
掲示板の日付は相変わらず5年前のままで、教室内では見知らぬクラスメートたちが授業を受けている。
「黙とうじゃダメだったんだ。ごめんね」
申し訳ない気持ちになってそう言うと、翔太くんがハッとした様子で笑顔を向けてくれた。
「汐里ちゃんのせいじゃないし、そう簡単に現実世界に戻れるとは思っていないよ。他にもできることがないか探してみよう」
翔太くんはそう言うと一番近い席の男子生徒の顔を覗き込んだ。
メガネをかけているその子は翔太くんの姿を通り越して、黒板を見ている。
「おーい。僕のことが見えない?」
目の前で手を振ってみたり、耳元で声をかけるけれどやっぱり反応はない。
「黙とうじゃダメだったんだ。ごめんね」
申し訳ない気持ちになってそう言うと、翔太くんがハッとした様子で笑顔を向けてくれた。
「汐里ちゃんのせいじゃないし、そう簡単に現実世界に戻れるとは思っていないよ。他にもできることがないか探してみよう」
翔太くんはそう言うと一番近い席の男子生徒の顔を覗き込んだ。
メガネをかけているその子は翔太くんの姿を通り越して、黒板を見ている。
「おーい。僕のことが見えない?」
目の前で手を振ってみたり、耳元で声をかけるけれどやっぱり反応はない。