13日の日直当番
「やっぱりダメだね。僕らの姿は見えていないし、声も聞こえていない。こっちの世界の人たちとの意思疎通は難しそうだ」
それでもクラス内にひとりくらいは私たちが見える、声が聞こえる生徒はいないかと思って教室を歩いて回る。
「お願い、誰でもいいから私たちの声が聞こえていたら返事をして。急にここに飛ばされて困っているの」
情に訴えかけるようなことを言ってみても反応はなかった。
なにをしてもダメなのかな。
まるで自分が透明人間になってしまった気分になって胸が苦しい。
無視されているのとは違うのに、悲しさが込み上げてきた。
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