13日の日直当番
けだるそうな様子で黒板消しを左右の手にひとつづつ持って消し始める。
けれどやり方が雑で、あちこちに白いチョークの後が残っている。
「井口くん、もう少し丁寧にできない?」
呆れた顔でそう言ったのは長い髪の毛をポニーテールにした利発そうな女子生徒だった。
井口くんという男子生徒から黒板消しをひとつ受け取っているから、この子が城崎さんのようだ。
「13日の日直当番なんてやる気ねぇっての! 城崎だってそうだろ?」
「それはそうだけど、でも日直当番はみんなやっていることなんだから、私たちだけやらないってことにはできないじゃない」
けれどやり方が雑で、あちこちに白いチョークの後が残っている。
「井口くん、もう少し丁寧にできない?」
呆れた顔でそう言ったのは長い髪の毛をポニーテールにした利発そうな女子生徒だった。
井口くんという男子生徒から黒板消しをひとつ受け取っているから、この子が城崎さんのようだ。
「13日の日直当番なんてやる気ねぇっての! 城崎だってそうだろ?」
「それはそうだけど、でも日直当番はみんなやっていることなんだから、私たちだけやらないってことにはできないじゃない」