13日の日直当番
「でも13日だけはみーんなやりたがらねぇじゃん? それをオレたちがやってやってるんだからさ、もっと感謝されたいっつーの」
井口くんの言葉に私と翔太くんは目を見かわせた。
13日の日直当番だけはやりたがらない。
それは現実世界の私たちと同じで、ここにもルールが存在しているからかもしれない。
だけどそれをどう確かめればいいのかがわからなかった。
この世界で私たちと意思疎通できる人は今のところひとりもいない。
文字で伝えることもでいない。
それなら……。
ふいに教卓の上に置かれている日直ノートに視線がいった。
日直ノートについてはずっと昔から付けられ続けているものみたいだ。
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