傷ついた王子は森の魔女に癒される
はらりと一枚、空から花びらが降ってきた。
「これは……?」
小さな羽を思わせるそれを手のひらですくう。
リリアナも、テーブルに落ちてきたひとひらをつまみ上げてまじまじと観察し始めた。
「バラですね。でも空から降って来るものじゃないような……?」
ふたりで天を仰ぐ。なにもない空から次々と花びらが舞い落ちてくる。
まるでフラワーシャワーのような――。
幻想的な光景に見とれていると、リリアナがつぶやいた。
「この魔力……コーデリアさんだ!」
と叫んだ瞬間。
どさーっと一気に大量の花びらが降ってきた。
様々な色の花びらが滝のように降りそそぎ、ふたりとも花びらまみれになる。爽やかな甘い香りに包まれる。
バラは赤だけでなく、白、ピンク色、黄色、見たことのない青い花びらや虹色のものまで混じっていた。
ファリエルは髪に着いた花びらを払いながら苦笑した。
「これは……さすがに多すぎるな」
「そうですね! でもそれくらい、コーデリアさんのお祝いの気持ちが強いのかも?」
「そういうことか。ありがたいな」
向かいの席に手を伸ばし、ミルクティー色の髪を飾る花びらを一枚一枚取ってやる。
途端にぽっと頬を赤らめたリリアナが、笑顔を輝かせた。
「これは……?」
小さな羽を思わせるそれを手のひらですくう。
リリアナも、テーブルに落ちてきたひとひらをつまみ上げてまじまじと観察し始めた。
「バラですね。でも空から降って来るものじゃないような……?」
ふたりで天を仰ぐ。なにもない空から次々と花びらが舞い落ちてくる。
まるでフラワーシャワーのような――。
幻想的な光景に見とれていると、リリアナがつぶやいた。
「この魔力……コーデリアさんだ!」
と叫んだ瞬間。
どさーっと一気に大量の花びらが降ってきた。
様々な色の花びらが滝のように降りそそぎ、ふたりとも花びらまみれになる。爽やかな甘い香りに包まれる。
バラは赤だけでなく、白、ピンク色、黄色、見たことのない青い花びらや虹色のものまで混じっていた。
ファリエルは髪に着いた花びらを払いながら苦笑した。
「これは……さすがに多すぎるな」
「そうですね! でもそれくらい、コーデリアさんのお祝いの気持ちが強いのかも?」
「そういうことか。ありがたいな」
向かいの席に手を伸ばし、ミルクティー色の髪を飾る花びらを一枚一枚取ってやる。
途端にぽっと頬を赤らめたリリアナが、笑顔を輝かせた。