履歴書からの一目惚れ〜若き社長は小悪魔メイクがお気に入り〜
「素直にデートっていいなよ(笑)」
「で、デートですか?」
「普通に彼女はいますよ」
「失礼しました」
「秋くらいまでには白鳥さんに仕事をたくさん覚えてもらいたいので」
「もう秋ですが…」
「11月くらいです、お休みをいただくので」
「わっ、頑張ります、旅行ですか?」
「はい」
「新婚旅行だよな」
「おめでとうございます!」
「ありがとうございます」
少し三浦さんの素顔も見れ、楽しい飲み会だった。
ホテルに戻りそれぞれの部屋へ行くとすぐに慧くんが万珠の部屋へやってきた。
「万〜珠、一緒に寝よ!」
「うん!」
シングルベッドだが引っ付いて眠った。
もちろん繋がった後に…
次の日、昼に三浦さんは帰り、万珠と慧介は昼にフードコートで食事をしていたら、万珠のスマホが鳴った。
「もしもし?ママえっ、今お昼、フードコートにいるよ〜はーい」
スマホを切ると「ママが来てるって」
「えっ?」
「ニュース見たら万珠が映ってたらしい」
「挨拶はするがどこまで言う?」
「言っても大丈夫、ママは万珠の味方だから」
「わかった」
食事を終えて食器を戻していると万珠の隣に座っている人がいた。
「初めまして、緑川慧介です」
「白鳥です、万珠がお世話になっております」
慧介も座り実はお付き合いをさせていただいてますと慧介ははっきり言った。
結婚も考えている事も話し、今は社内では秘密にしてることも…
「大丈夫、心配はしてないわ」と言葉をいただき、店舗に一緒に行った。
「ママ、何か買う?でもプチプラとかしらないでしょ?」
「そうね、ママはやっぱり買うならjolie fille(ジョリ・フィーユ)かしら」
「年齢高い人はやっぱりそっちが売れてるの」
「そうでしょうね、おすすめの香水は?」
「万珠のCM見た?」
「見たわよ」
「じゃあこれ、あまりきつくないの」
「そうね、いい香りだけどママには若すぎるかな」
「色々嗅いでみてもいいよ」
「これにするわ」
「万珠がプレゼントするよ」
「いいわよ、それより今日家に来ない?」
「でも明日も仕事なの、また今度ゆっくり慧くんと帰るよ」
「わかったわ、パパにも言っておく」
そう言うと万珠のママは帰って行った。