藤木部長にロックオン〜あの子のハートビームから逃げられない〜
「くるみ、お待たせ。ん? どうした、そんな端っこで」
定時になり、仕事を片付けてロビーに下りると、くるみは観葉植物に隠れて俺を手招きする。
「早く、こっちこっち。誰かに見られちゃうから」
キョロキョロするくるみが可愛くて、俺は近づくなり抱きしめた。
「ひゃっ! もう、だめです」
「見られたらだめなのか?」
「だめですよ。とにかく、早く出ましょう」
スタスタと澄まし顔で歩き始めたくるみに、ひとまずこの場は引き下がる。
オフィスビルを出てしばらくすると、「もういいだろ?」と肩を抱き寄せた。
「くるみ、夕食食べに行こう。どこがいい?」
「えっと、私の部屋でもいい?」
「俺はいいけど……」
夜景の見える高級レストランにでも連れて行こうと思っていた俺は、肩透かしを食らう。
「外食は嫌いか?」
「ううん、そうじゃないけど。あの、ちょっと話をしたくて」
「何? 話って」
「うん、あとでね」
気になりつつ、俺はくるみと一緒に社宅に向かった。
定時になり、仕事を片付けてロビーに下りると、くるみは観葉植物に隠れて俺を手招きする。
「早く、こっちこっち。誰かに見られちゃうから」
キョロキョロするくるみが可愛くて、俺は近づくなり抱きしめた。
「ひゃっ! もう、だめです」
「見られたらだめなのか?」
「だめですよ。とにかく、早く出ましょう」
スタスタと澄まし顔で歩き始めたくるみに、ひとまずこの場は引き下がる。
オフィスビルを出てしばらくすると、「もういいだろ?」と肩を抱き寄せた。
「くるみ、夕食食べに行こう。どこがいい?」
「えっと、私の部屋でもいい?」
「俺はいいけど……」
夜景の見える高級レストランにでも連れて行こうと思っていた俺は、肩透かしを食らう。
「外食は嫌いか?」
「ううん、そうじゃないけど。あの、ちょっと話をしたくて」
「何? 話って」
「うん、あとでね」
気になりつつ、俺はくるみと一緒に社宅に向かった。