藤木部長にロックオン〜あの子のハートビームから逃げられない〜
「くるみの指輪のサイズを知りたい」
ひと気のない休憩室でそう切り出すと、赤石千夏は仰け反って固まった。
「ぶ、部長! 念の為、もしもの為に確認しますが、それは小指のサイズではないですよね?」
「違う。左手の薬指だ」
「ひー! 胸がキュンキュンしますー! ごちそうさまです」
「勝手に腹を膨らませるな。で? サイズはわかるのか?」
「私は7号なんですよ」
「誰が君のサイズを聞いている!?」
「最後まで言わせてくださいってば。私は7号で、くるみの指は私より少しだけ細いんです。だから6号かと」
でかした!と俺は赤石千夏に頷いた。
「部長、必ずくるみを頷かせてくださいね」
「もちろんだ。くるみの左手薬指に、キラッキラの指輪をはめてみせる。ヤローどもを蹴散らす為にも」
それからの俺は、日々くるみに似合う指輪を探し回った。
ひと気のない休憩室でそう切り出すと、赤石千夏は仰け反って固まった。
「ぶ、部長! 念の為、もしもの為に確認しますが、それは小指のサイズではないですよね?」
「違う。左手の薬指だ」
「ひー! 胸がキュンキュンしますー! ごちそうさまです」
「勝手に腹を膨らませるな。で? サイズはわかるのか?」
「私は7号なんですよ」
「誰が君のサイズを聞いている!?」
「最後まで言わせてくださいってば。私は7号で、くるみの指は私より少しだけ細いんです。だから6号かと」
でかした!と俺は赤石千夏に頷いた。
「部長、必ずくるみを頷かせてくださいね」
「もちろんだ。くるみの左手薬指に、キラッキラの指輪をはめてみせる。ヤローどもを蹴散らす為にも」
それからの俺は、日々くるみに似合う指輪を探し回った。