偽王子と、甘い偽恋
「臣くん…、私のこと忘れないでね…」

「忘れねぇだろ。一週間じゃ」

「何!?一か月だったら忘れるってこと!?」

「あ、やべ」

「やべって何!?」


 臣くんの失言に、私はクッションを振り回してバシバシと叩きつけた。

 臣くんは頭を守るように腕でガードを固めている。


「いてぇって!冗談も通じなくなってんのかよ…!」

「臣くんのばかー!いじわる~~~~~~!」


 そう叫びながら、私は気が済むまでクッションで殴り倒した。
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