初恋が始まるとき。
「なあ、認めれば?好きなんでしょ、俺の事」
その言葉に顔が熱くなるのを感じた。
図星だから否定はできないけれど、認めたくなんかなかった。
段々と腹が立ってきて、思い切り舌打ちする。
「クソナルシスト発言野郎め」
「こうやって促しでもしないと認めないくせに何言ってんだよ」
そんな私を見ても楽しそうに笑っている。
いつもこの人ばかりが余裕で腹が立つ。
少し距離を離して向かい合うも、私は顔を見れないままそっぽを向いている。
「で?飲みに行く?」
「行かない!腹立ったんで!」
「ウケる、何怒ってんの?」
「怒ってない!」
腹が立ったと言っているのに怒ってないという特大矛盾をかまし、非常階段から出る。
歩き出すと「なあなあ」と声を掛けながら隣を歩いてきて「渋谷さん"好き"は?」と語尾にハートでも付きそうな少し高めの甘えた気持ち悪い声で問い掛けてくる。私の声真似でもしているつもりなのか腹が立ち、思い切り脇腹を手で突き、痛みで悶絶している渋谷さんを舌打ちして置いて行く。
まだあんたに好きなんて絶対言ってやるもんか。
その言葉に顔が熱くなるのを感じた。
図星だから否定はできないけれど、認めたくなんかなかった。
段々と腹が立ってきて、思い切り舌打ちする。
「クソナルシスト発言野郎め」
「こうやって促しでもしないと認めないくせに何言ってんだよ」
そんな私を見ても楽しそうに笑っている。
いつもこの人ばかりが余裕で腹が立つ。
少し距離を離して向かい合うも、私は顔を見れないままそっぽを向いている。
「で?飲みに行く?」
「行かない!腹立ったんで!」
「ウケる、何怒ってんの?」
「怒ってない!」
腹が立ったと言っているのに怒ってないという特大矛盾をかまし、非常階段から出る。
歩き出すと「なあなあ」と声を掛けながら隣を歩いてきて「渋谷さん"好き"は?」と語尾にハートでも付きそうな少し高めの甘えた気持ち悪い声で問い掛けてくる。私の声真似でもしているつもりなのか腹が立ち、思い切り脇腹を手で突き、痛みで悶絶している渋谷さんを舌打ちして置いて行く。
まだあんたに好きなんて絶対言ってやるもんか。