初恋が始まるとき。
しばらく時間が経過してからも当然楽しくなんかなかった。男性は苦手だし、その男性相手に話さなければならないのが、楽しくないどころか苦痛だった。
女性がこの場にいればまだよかったが各々ペアができていて、おかげさまで男性と1対1で話す羽目になった。
アルコールが入って男性も積極的になり、そのため距離も近くなる。それが何よりもきつくて離れようにもうまく距離をとれない。
なんとか作り笑いで話をするも苦痛な時間は長く感じた。
こんな距離感で普段会話をするのなんて、あの人くらいしかいない。
こんな関係ないところでも自然と渋谷さんの顔を思い出してしまったこともすべて嫌になって、早くこの場から逃げ出したかった。
「そういや、渋谷の後輩って?」
「あ…、はい」
「そうなんだ、俺達大学時代に渋谷とは仲良くしててさ…───」
そう相手が話している間にも、どうして渋谷さんは私をこの場に呼んだのかを考えていた。
この間言い過ぎた報復?そんなことをするような人には思えなかったけれど、私が嫌がるのを見るのが好きな人だから十分にありえると思った。
いつもからかってきて、男性が苦手だと言っているのにいつも土足で入り込もうとして、それを楽しんでいる人。
こんなかわいげもない私に絡んで何が楽しいのか。
女性がこの場にいればまだよかったが各々ペアができていて、おかげさまで男性と1対1で話す羽目になった。
アルコールが入って男性も積極的になり、そのため距離も近くなる。それが何よりもきつくて離れようにもうまく距離をとれない。
なんとか作り笑いで話をするも苦痛な時間は長く感じた。
こんな距離感で普段会話をするのなんて、あの人くらいしかいない。
こんな関係ないところでも自然と渋谷さんの顔を思い出してしまったこともすべて嫌になって、早くこの場から逃げ出したかった。
「そういや、渋谷の後輩って?」
「あ…、はい」
「そうなんだ、俺達大学時代に渋谷とは仲良くしててさ…───」
そう相手が話している間にも、どうして渋谷さんは私をこの場に呼んだのかを考えていた。
この間言い過ぎた報復?そんなことをするような人には思えなかったけれど、私が嫌がるのを見るのが好きな人だから十分にありえると思った。
いつもからかってきて、男性が苦手だと言っているのにいつも土足で入り込もうとして、それを楽しんでいる人。
こんなかわいげもない私に絡んで何が楽しいのか。