初恋が始まるとき。
Episode4
「何でそうなるわけ」
「私が聞きたいよ!どうすんの!」
「知らないよ!お前が受けたんだろ!」
紬さんと帰って来ていた兄に渋谷さんとの事を話していた。
嫌いだと言いながらデートを受けてきた私に当然呆れている兄に私も頬杖をついて溜息を吐いた。
ひとまずどうするべきか何も整理が付かない。
どんな恰好でどんな準備すべきか。
そう考えていると「渋谷くんとデート行くの?」と後ろから可愛らしい声が聞こえてきて振り返ると、優しい笑みを浮かべた紬さんがそこにいた。
「…聞いてた?」
「聞いてた。どこに行くとか決まった?」
「なんにも、あの人とまだ話してない」
「そうなんだ。そう言えば結愛が今週帰ってくるみたい」
「へぇ、結愛さんが」
結愛さんとは紬さんの親友で今はメイクアップアーティストとして、結婚式や成人式などの特別な日に綺麗にヘアセットと化粧を施す仕事をしている。
私も何度か会ったことがあって、結愛さんと紬さんが帰省する度に時々買い物に連れて行ってもらうのが楽しみだった。
「買い物行く?結愛連れてデート用の」
「結愛さん連れて買い物は気合入れすぎだよ」
そんな私の発言に紬さんは苦笑いしている。
「私が聞きたいよ!どうすんの!」
「知らないよ!お前が受けたんだろ!」
紬さんと帰って来ていた兄に渋谷さんとの事を話していた。
嫌いだと言いながらデートを受けてきた私に当然呆れている兄に私も頬杖をついて溜息を吐いた。
ひとまずどうするべきか何も整理が付かない。
どんな恰好でどんな準備すべきか。
そう考えていると「渋谷くんとデート行くの?」と後ろから可愛らしい声が聞こえてきて振り返ると、優しい笑みを浮かべた紬さんがそこにいた。
「…聞いてた?」
「聞いてた。どこに行くとか決まった?」
「なんにも、あの人とまだ話してない」
「そうなんだ。そう言えば結愛が今週帰ってくるみたい」
「へぇ、結愛さんが」
結愛さんとは紬さんの親友で今はメイクアップアーティストとして、結婚式や成人式などの特別な日に綺麗にヘアセットと化粧を施す仕事をしている。
私も何度か会ったことがあって、結愛さんと紬さんが帰省する度に時々買い物に連れて行ってもらうのが楽しみだった。
「買い物行く?結愛連れてデート用の」
「結愛さん連れて買い物は気合入れすぎだよ」
そんな私の発言に紬さんは苦笑いしている。