初恋が始まるとき。
目が合うとふっと笑いかけ、頬を両手で挟みそのままそっと口付けされる。
そんな行動に驚いて、何度か胸元を叩くと離れて、そのまま額を再度合わせて微笑んでくる。
「しょうがないよな。愛おしいと思ったらキスしたくなったんだから」
愛おしい、なんて親にも言われたことがない。
親ですら伝えるのが少し照れ臭くなるほどの愛情をこの人は、まっすぐに伝えてくるから、だからこっちが少し恥ずかしくなる。
それと同時に遊び人のこの人にとって、この言葉がどのくらいの重みがあるのかなんてわからないから、どのくらいこの言葉に振り回されていいのかも。
狭いブースの中で2人で見つめあって、機械のカウントダウンの音声により離れる。
「…ちょっと、お手洗い行ってきてもいいですか?」
「いいけど。写真受け取って入口で待ってるわ」
その言葉に軽く頷きゲームセンター内のトイレに向かった。
そこの化粧直しの前で気を落ち着かせ、自分の赤くなった顔を見る。
あんな人好きにならないと思っているはずなのに、最近の私はどこもかしこも変で、自分の感情や行動に説明がつかなくなってきている。
恋愛なんてしたことがないから、恋をしたらどんな感情になるかとかなんて、わからないけれど自分でももしかしてこれが…?と違和感を感じることが多く、見過ごせなくなってきていた。
「…おかしいでしょ」
そう小さくつぶやく。
ここでもし私が本気になったとしても相手からしたら何の意味もないことかもしれない。
私だけ本気になって、相手が遊びだったら?
そんなの私が馬鹿みたいだ。
軽く化粧を直し、渋谷さんの元へと戻っていった。
そんな行動に驚いて、何度か胸元を叩くと離れて、そのまま額を再度合わせて微笑んでくる。
「しょうがないよな。愛おしいと思ったらキスしたくなったんだから」
愛おしい、なんて親にも言われたことがない。
親ですら伝えるのが少し照れ臭くなるほどの愛情をこの人は、まっすぐに伝えてくるから、だからこっちが少し恥ずかしくなる。
それと同時に遊び人のこの人にとって、この言葉がどのくらいの重みがあるのかなんてわからないから、どのくらいこの言葉に振り回されていいのかも。
狭いブースの中で2人で見つめあって、機械のカウントダウンの音声により離れる。
「…ちょっと、お手洗い行ってきてもいいですか?」
「いいけど。写真受け取って入口で待ってるわ」
その言葉に軽く頷きゲームセンター内のトイレに向かった。
そこの化粧直しの前で気を落ち着かせ、自分の赤くなった顔を見る。
あんな人好きにならないと思っているはずなのに、最近の私はどこもかしこも変で、自分の感情や行動に説明がつかなくなってきている。
恋愛なんてしたことがないから、恋をしたらどんな感情になるかとかなんて、わからないけれど自分でももしかしてこれが…?と違和感を感じることが多く、見過ごせなくなってきていた。
「…おかしいでしょ」
そう小さくつぶやく。
ここでもし私が本気になったとしても相手からしたら何の意味もないことかもしれない。
私だけ本気になって、相手が遊びだったら?
そんなの私が馬鹿みたいだ。
軽く化粧を直し、渋谷さんの元へと戻っていった。