初恋が始まるとき。
会社の近くにある居酒屋に入り、掘りごたつのある個室で渋谷さんと向かい合う。
自然とこの人といる時間が増えて、一緒に居る事に違和感を感じなくなってきた。
朝は毎朝経費の精算の為に会いに来るから顔を合わせるし、会わない時間は土日だけになってきた。
適当に生ビールと焼き鳥の盛り合わせと枝豆とポテトと…、そんな感じでつまめるものを適度に注文し、初めての2人きりの飲み会はスタートする。
居酒屋を選んだのは、もちろん焼き鳥を食べたいのも嘘ではなかったが、渋谷さんには聞きたいことが山ほどあった。
最近の私達のことも、だけど、少し前に渋谷さんは『俺みたいな男に本気になっても幸せになれないってわかってるから、俺を都合の良い相手として向こうも使ってるだけ』と、まるで自分を好きになる人間なんていないと捉えれるような発言を過去にしていた。
渋谷さんの中で、きっとそれが彼にとって恋愛をしたくない理由になっていたのだと思うのだけど、何があったのかとか、どうして私相手ならいいと思ったのか、なんて、そんな理由を聞いてみたかった。
また前みたいに揶揄われて、うまく逃げられる可能性はあったけれど、これほど私も踏み込まれてきたのだから、私にだって踏み込む権利はあるはずだと、今日は逃がさないつもりだった。
自然とこの人といる時間が増えて、一緒に居る事に違和感を感じなくなってきた。
朝は毎朝経費の精算の為に会いに来るから顔を合わせるし、会わない時間は土日だけになってきた。
適当に生ビールと焼き鳥の盛り合わせと枝豆とポテトと…、そんな感じでつまめるものを適度に注文し、初めての2人きりの飲み会はスタートする。
居酒屋を選んだのは、もちろん焼き鳥を食べたいのも嘘ではなかったが、渋谷さんには聞きたいことが山ほどあった。
最近の私達のことも、だけど、少し前に渋谷さんは『俺みたいな男に本気になっても幸せになれないってわかってるから、俺を都合の良い相手として向こうも使ってるだけ』と、まるで自分を好きになる人間なんていないと捉えれるような発言を過去にしていた。
渋谷さんの中で、きっとそれが彼にとって恋愛をしたくない理由になっていたのだと思うのだけど、何があったのかとか、どうして私相手ならいいと思ったのか、なんて、そんな理由を聞いてみたかった。
また前みたいに揶揄われて、うまく逃げられる可能性はあったけれど、これほど私も踏み込まれてきたのだから、私にだって踏み込む権利はあるはずだと、今日は逃がさないつもりだった。