地味なカフェ店員ですが一夜の相手が社長で溺愛されています
唇を重ねながら、そのままソファに押し倒される。

「……最初も、ここでしたね」

低く囁かれて、思わず笑ってしまう。

「はい……」

視線が合って、二人で小さく微笑み合う。

「ベッドに、行きますか」

そう聞くと、悠生さんは静かに頷いた。

手を引かれて立ち上がり、そのまま寝室へと向かう。

ベッドに腰を下ろした瞬間、また唇が重なった。

今度はさっきよりも深く、長く。

そのままゆっくりとシーツの上に沈み込む。

「……咲」

名前を呼ばれて、胸が強く鳴る。

触れられるたびに、体が自然と反応してしまう。

服にかかる指先が、少しずつ距離をなくしていく。

急がず、でも確実に。

気づけば、お互いの体温が直接伝わる距離になっていた。

「……悠生さん」

思わず名前を呼ぶと、すぐに返ってくる。

「綺麗だよ、咲」
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