地味なカフェ店員ですが一夜の相手が社長で溺愛されています
まっすぐな言葉。

その一言で、体の奥まで熱くなる。

指先が、ゆっくりと肌をなぞる。

触れられるたびに、小さく息が漏れる。

「……可愛い」

少しだけ低くなった声。

「そんなふうに反応されると、余計に離せなくなる」

その言葉に、胸がきゅっとなる。

「……悠生さんのせいです」

かすれる声で返すと、

「ええ、そうですね」

わずかに笑う気配。

「肌に火をつけた責任、取りますから」

その一言が、深く落ちる。

触れ方は優しいのに、逃げ場はない。

むしろ、もっと求めてしまう。

「……こんなに、近い」

そのまま、さらに強く抱き寄せられる。

「咲」

名前を呼ばれるたびに、体の奥が震える。

「あなたが求めてくれるなら……全部応えます」

その言葉に、完全に心を預けてしまう。

「……私も」
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