無自覚系お姫様、溺れるほどに愛され中

「タブレット壊れたんだろ? 他の生徒会のやつらが同じ資料持ってんだから借してくれって言えばいいだけじゃん。それにみんな羽奈としゃべりたそうな顔してた。もしかしてわざと避けてんの?」


味方だと思っていたリオ君に心ない発言をされたことがタブレットを割ったことよりも数倍ショックだった。


「なんでそんなこと言うの? 私がみなさんにとってどういう存在か知ってるでしょう?」

「……どういう意味?」


実は私って、みなさんにとっての腫れ物なの。
どの親御さんも、権威のあるお父さんに気を遣っている。


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