まさか初恋
帰宅したらいつもお稽古の嵐。
花嫁修業も兼ねているんだけれど、今日することが華道だったかお料理だったか語学だったかもいまいち覚えていない。


ただ急かされるままに日々やるべきことをこなすだけ。自分なりに努力はしてきたけれど、なぜか達成感を感じたことはなかった。


今日は3つをすませて夕食の席に着いた。ここまでくれば自分のお部屋に戻るまでもう少し。


あの子が待ってくれていると思うと食べるスピードはおのずと早くなる。
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