極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「そういうわけで私たちも、こうして聖力を節約できるようなアイデアの発明に勤しんでいるのだが、中々ね……」
逃げ出す聖女もいるほどの過酷な労働環境。
だからといって、今いる聖女たちを休ませれば王国中が魔物の被害で大混乱。なんとか状況改善のヒントだけでも見つけたいところだろう。
「あの~、皆さんが作られている聖筒って、いったいどんなものなんでしょう」
私はまず問題の根本を把握しようと、素朴な疑問を口にする。
するとやや元気を取り戻したペーレさんは、机に置かれた一丁のボウガンを手に取った。
「よくぞ聞いてくれました! これが、その問題の聖筒さ!」
一瞬分からなかったが、彼女はその胴体、装填された短矢のお尻に取りつけられた小さな銀の筒を外した。私は手渡されたそれをしげしげと眺める。
(これが……聖筒。確かに聖力が込められてるのを感じる)
「これを魔物の体内にぶち込んでやる。すると虚無の浸食により筒が溶け、自然と体内に聖力が溢れ出して消滅させられるというわけさ。だが……」
逃げ出す聖女もいるほどの過酷な労働環境。
だからといって、今いる聖女たちを休ませれば王国中が魔物の被害で大混乱。なんとか状況改善のヒントだけでも見つけたいところだろう。
「あの~、皆さんが作られている聖筒って、いったいどんなものなんでしょう」
私はまず問題の根本を把握しようと、素朴な疑問を口にする。
するとやや元気を取り戻したペーレさんは、机に置かれた一丁のボウガンを手に取った。
「よくぞ聞いてくれました! これが、その問題の聖筒さ!」
一瞬分からなかったが、彼女はその胴体、装填された短矢のお尻に取りつけられた小さな銀の筒を外した。私は手渡されたそれをしげしげと眺める。
(これが……聖筒。確かに聖力が込められてるのを感じる)
「これを魔物の体内にぶち込んでやる。すると虚無の浸食により筒が溶け、自然と体内に聖力が溢れ出して消滅させられるというわけさ。だが……」