極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う

13・アルベール様との面談

「う~、くるぢいよぉ~。もうあたししばらく外に出ない……」
「バチが当たったんだよ、ポピア」

 大聖殿、寮内のベッドにて。
 シーツをひっかぶり寝間着でぐったりとうつ伏せたポピアを、よそ行きの格好の私は腕組みして見下ろしていた。
 聖筒の件で悩まされつつ仕事漬けの数日が過ぎ――せっかくゆったり過ごせる数少ない休日が訪れたっていうのに。

 先日法研から脱走したポピアだったが、運悪く寮の部屋でサボっていたところを捕えられ、治療チームのリアナ先輩たちに連行されたそうな。聞くところによると、夜遅くまで包帯ガーゼ生産にぎりぎりまで聖力を搾り取られたんだってさ。

 そんな自業自得な彼女を見捨てて、今私は出掛けんとしているところ。

 いや、別に遊びに行こうというわけじゃない。本日は聖女になって以後、初めてアルベール様に生活状況を報告する日なのだ。実はちょっとだけ、そわそわしている。

「うぅ、シーリィ~、あたしを見捨てないでぇ」
「聖力の使い過ぎぐらいで死にゃしないって先輩に言われたでしょ。お土産買って来るから、ベッドで大人しくしてなさい。何が食べたい?」
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