極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 待ちくたびれて口元を尖らせたポピアを始めとする、第五班の面々が待っていた。

(その様子だと、ペーレからの話は断ったのですね)

 中でも一際威厳を放つミシェル班長に小声で訊かれ、私もこっそり囁き返す。

(もちろんです。まだまだ私、この班の皆と色んなお仕事をしたいですし)

 どうやら彼女には、予め移籍の誘いは伝わっていたみたい。
 何も言わなかったのは、きっと私の考えを尊重しようとしてくれたのだ。
 うん……やっぱり、法具の研究に興味がないわけじゃないけど。今はまだ、ここにいる皆たちとの絆を深めていきたい。

 本日は、こないだアルベール様に連れられたあのカフェを皆に案内する予定だ。
 ポピアにお土産を買って帰るのを忘れた、その埋め合わせも兼ねて。

 そして私たち見習いの歓迎会及び班員の親睦会ということで、費用はミシェル先輩持ち。色々と丁度いいタイミングが重なったみたい。
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