極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
いいえ、御心を疑うなどもっての外。やはりこれも我々に課された試練と捉えるべきかしら。神々はおそらく我ら貴族の優れた資質を持って聖女会を糺し、そのご威光を世に知らしめよと仰っているに違いない。
(ならば私が上に立ち、新たな制度を打ち立てて聖女会を変えましょう)
私は理想の聖女会の在り方を頭の中に思い描く。
まずは、出自による明確な区別を徹底させ……家格の低い者を、徹底して聖女会から排除してやる。最近は、聖女と言うだけで卑しい血筋の者を家に迎え入れる貴族も多くて、王国貴族の血脈が汚染されているもの。
そして今後は王国と同じように、聖女会も高位貴族が中心となって運営させる。
これはお父様のお考えだけど……その改革を進めることにより、聖女と貴族に分かれた今の権力は一本化される。さすれば必ずこの聖王国は、今をも凌ぐ栄華の時を手に入れることでしょう。
そのためにも、あのような下賤のものに今後出しゃばらせる機会など、与えてはならない。今後馬鹿な考えを抱く者が出ないよう、あれと周囲の者には自分たちの不遜をたっぷりと思い知らせてやらないとね……ふ、ふふ。
「――ああ。いいことを思いついたわ」
(ならば私が上に立ち、新たな制度を打ち立てて聖女会を変えましょう)
私は理想の聖女会の在り方を頭の中に思い描く。
まずは、出自による明確な区別を徹底させ……家格の低い者を、徹底して聖女会から排除してやる。最近は、聖女と言うだけで卑しい血筋の者を家に迎え入れる貴族も多くて、王国貴族の血脈が汚染されているもの。
そして今後は王国と同じように、聖女会も高位貴族が中心となって運営させる。
これはお父様のお考えだけど……その改革を進めることにより、聖女と貴族に分かれた今の権力は一本化される。さすれば必ずこの聖王国は、今をも凌ぐ栄華の時を手に入れることでしょう。
そのためにも、あのような下賤のものに今後出しゃばらせる機会など、与えてはならない。今後馬鹿な考えを抱く者が出ないよう、あれと周囲の者には自分たちの不遜をたっぷりと思い知らせてやらないとね……ふ、ふふ。
「――ああ。いいことを思いついたわ」