極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
そこに拍車をかけるように、アンジェリカが詰りかけた。
「国民を虐げるなど、聖女会の者として失格! 聖女シーリ、今すぐ私たちの下に投降なさい! でなくばこのことを上層部に報告し、然るべき処罰を与えてもらうわ」
この迷いない態度からも窺える。
彼女は端からならず者たちに私を襲わせ、私が捕らえられればよし、失敗すれば周囲を巻き込んでの問題行為を追求しようとこうして現れたに違いない。どちらにしても私を聖女会から排除するつもりなのだ。
こちらからアンジェリカに敵意を向けたつもりはないのに……あの優しそうなリナさんまで巻き込み、ここまで大掛かりな罠を仕掛けてくるとは。
せめて私は毅然として言い返した。
「私は攻撃なんてしてない! 傷は彼らが自ら刃物で付けたものよ、調べてもらえば分かるはず――」
「おっほっほ、よくもまあ白々しいこと。どこに自分を自分で傷付けるバカがいるの。このような嘘つきが同じ聖女だとは嘆かわしい限り。――どう思われますか皆さん、彼女は聖女の立場を笠に着て、力の弱い民をいたぶろうとしたのです‼」
「国民を虐げるなど、聖女会の者として失格! 聖女シーリ、今すぐ私たちの下に投降なさい! でなくばこのことを上層部に報告し、然るべき処罰を与えてもらうわ」
この迷いない態度からも窺える。
彼女は端からならず者たちに私を襲わせ、私が捕らえられればよし、失敗すれば周囲を巻き込んでの問題行為を追求しようとこうして現れたに違いない。どちらにしても私を聖女会から排除するつもりなのだ。
こちらからアンジェリカに敵意を向けたつもりはないのに……あの優しそうなリナさんまで巻き込み、ここまで大掛かりな罠を仕掛けてくるとは。
せめて私は毅然として言い返した。
「私は攻撃なんてしてない! 傷は彼らが自ら刃物で付けたものよ、調べてもらえば分かるはず――」
「おっほっほ、よくもまあ白々しいこと。どこに自分を自分で傷付けるバカがいるの。このような嘘つきが同じ聖女だとは嘆かわしい限り。――どう思われますか皆さん、彼女は聖女の立場を笠に着て、力の弱い民をいたぶろうとしたのです‼」