極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「いやったぁ‼ さっすがシーリ! ほら、いってらっしゃい!」
ポピアは我がことのように隣で喜ぶと、ぐいっと背中を押して送り出してくれる。その間に選考理由が厳かに語られてゆく。
「彼女は、法具開発研究室が長年突き当たっていた聖筒保持期間の問題に斬新なアイデアをもたらし、解決へと導きました。その後も貧民街にて区画整理を手掛け、そこに生きる者たちに新たな希望の芽を授けています。我々聖女会としても、王国を底から支えようとする彼女の活動に深く賛意を示し、今後支援していきたいと考えております」
(わー、こんなこと……人生初めてだよ)
周囲の拍手と温かい視線に顔を赤くしながら、私はそそくさと壇上に上がっていく。
当然アンジェリカは信じがたいという視線で目を剥いていたが、どうしてこんなことになったのか、私だって知らないよ……。
ともあれ――今期入会者から選ばれた私たち五人は、華々しい活躍をした先輩たちの隣へと並ばされる。今回の進行役となる青髪の聖女が私たちを指し示し、穏やかな声で告げた。
ポピアは我がことのように隣で喜ぶと、ぐいっと背中を押して送り出してくれる。その間に選考理由が厳かに語られてゆく。
「彼女は、法具開発研究室が長年突き当たっていた聖筒保持期間の問題に斬新なアイデアをもたらし、解決へと導きました。その後も貧民街にて区画整理を手掛け、そこに生きる者たちに新たな希望の芽を授けています。我々聖女会としても、王国を底から支えようとする彼女の活動に深く賛意を示し、今後支援していきたいと考えております」
(わー、こんなこと……人生初めてだよ)
周囲の拍手と温かい視線に顔を赤くしながら、私はそそくさと壇上に上がっていく。
当然アンジェリカは信じがたいという視線で目を剥いていたが、どうしてこんなことになったのか、私だって知らないよ……。
ともあれ――今期入会者から選ばれた私たち五人は、華々しい活躍をした先輩たちの隣へと並ばされる。今回の進行役となる青髪の聖女が私たちを指し示し、穏やかな声で告げた。