極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「では、着いてきなさい」
それを見届け、私をホールから連れ出すと班長は小さく咳払い。労いの言葉をくれた。
「こほん……多少危なっかしさがあるとはいえ、我が第五班から新人の表彰者が出たことは大変喜ばしい。よく頑張りましたね、シーリ」
「あ、ありがとうございます。恐縮です」
改まって言われると、さすがに無心ではいられず頬がむずつく。
先程壇上に上がった興奮もあいまって、今私の顔はどうなっていることやら。
「聖女の業務は多忙に尽きます。忙しさに馴染めず会から抜けたり、仕事を拒否して翠双葉のまま足を止める者も少なくはない。そんな中、あなたもポピアもよく成長している。すでに奇跡の扱いに関しては黄雛菊級を名乗る資格は十分にあるでしょう。ですが……」
彼女はこちらを思い遣る真剣な眼差しで、真っ直ぐに語り掛けてきた。
それを見届け、私をホールから連れ出すと班長は小さく咳払い。労いの言葉をくれた。
「こほん……多少危なっかしさがあるとはいえ、我が第五班から新人の表彰者が出たことは大変喜ばしい。よく頑張りましたね、シーリ」
「あ、ありがとうございます。恐縮です」
改まって言われると、さすがに無心ではいられず頬がむずつく。
先程壇上に上がった興奮もあいまって、今私の顔はどうなっていることやら。
「聖女の業務は多忙に尽きます。忙しさに馴染めず会から抜けたり、仕事を拒否して翠双葉のまま足を止める者も少なくはない。そんな中、あなたもポピアもよく成長している。すでに奇跡の扱いに関しては黄雛菊級を名乗る資格は十分にあるでしょう。ですが……」
彼女はこちらを思い遣る真剣な眼差しで、真っ直ぐに語り掛けてきた。