極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 私の後ろでは、苦しそうにポピアが呻いている。彼女を放り出して逃げる――それができたなら、今ここでこうしてぼろぼろの姿で蹲ってたりしない。

(防ぐんだ……)

 剣をから身を守ろうと生み出せたのは、手のひらほどの小さな板だけ。聖力が尽きかけている。これでは数秒の時間稼ぎすら……。

「くく……あっけない幕切れ」

 突き破り、ドスッと――。

 板の燃えかすが散り、お腹の中心に死の色をした細い杭が突き立つ。

「うぁ……」

 痛みを越えた、途方もない熱感がそこを中心として生じ、私の意識を燃やす。

 熱い――私の身体は今、どうなって?
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